テーブル・明細シートの設定の説明
[名称テーブルの設定] [加工明細書の設定]
 加工データを処理するフォームの「記号・名称」のコンボボックスリストに表示するための使用するテーブルと、「明細書作成」で使用する「加工明細書」のExcelファイル(テンプレートファイル)の設定方法に関する説明で、解凍した時に展開されているファイルの中で、

  ・「名称テーブル.csv」
  ・「加工明細書.xlt」

このファイルの内容を参考にユーザーに合った内容に設定して、上書き保存して使用する。
 (基のファイルを確保して設定する場合は、まず、上記の各ファイル名を変更し、設定した内容を保存するときに「名前を付けて保存(A)」を使用して、上記の各該当のファイル名、拡張で保存する。誤ったファイル名、拡張子で保存された場合は正常に動作しません。

名称テーブルの設定  [↑ページの先頭]

 名称テーブルは、Excelで操作できる拡張子がcsv形式のファイルとなっており、ファイルをダブルクリックすると自動的にExcelで開かれるので、日頃行っている操作にて設定を行う。解凍し展開されている状態では下記左側の縮小表示図のようになっている。

名称テーブルの設定内容

 名称テーブルのシートの内容は、列A〜Cまでを使用して設定されており、次のようになっている。(下記図を参考に説明する。

名称テーブルの設定参考例

列A : 必ず設定が必要で、「記号・名称」に実際に表示する内容を指定する。

列B : 「記号・名称」のみのデータの加工データとしたい場合に「半角の1」を指定する。
上記の場合では、行28の「柱」が「1」を設定している。

列C : この「記号・名称」を選択したときに、「選択絵符データ一覧」に表示する「使用絵符データ」を自動的に選択したい場合に、「使用絵符データ」のファイル名を拡張子をつけて指定する。この時、列Bは「1」を指定しておく。
上記の場合では、行28の「柱」で、柱で使用する絵符データの「hashira.efd」を指定している。(指定するファイルは、絵符データ管理で作成した、拡張子が「efd」のファイルを必ず指定すること。


加工明細書の設定  [↑ページの先頭]

 加工明細書は、Excelのテンプレートファイル(拡張子はxlt)を使用しており、ご存知のように拡張子が異なるだけで操作等は全て通常の拡張子がxlsのファイルと同じで、このサンプル内容を基にして、各ユーザーの使用に合った内容に設定が可能。解凍し展開されている状態ではシートの内容は下記縮小表示図のようになっている。(シート名は半角英字の「Skkms」固定

加工明細書のシートの縮小表示内容  このサンプルでは、

・白紙用紙での印刷を行うため罫線を使用している。

・用紙はA4の縦印刷で設定。

・1ページに18個のデータを印刷するように設定している。

・列はA〜Iまでを使用しており、下記の詳細説明のようにA〜Hは必須である。

・行は1行目をフリーの設定エリアとし、2行目を見出し行として、3行目よりデータ表示行として設定している。

・データ行は、1データの表示として3行(固定)を使用し、先頭の各行の各セルは表示する場所を判断するために「名前」を付けて設定している。この設定されている名前を変更したり削除した場合は、正常に出力されません。


のようになっており、このファイルのシートで設定された内容を基に表示されるので、決められた内容以外は全て自由にユーザーの使用に合わせて設定が可能。白紙用紙に印刷する場合などは、固定表示となる会社の住所やマークなどといった設定配置も自由。
 詳細を下記の拡大された図を基に説明する。


セルと設定した名前の対応
記号・名称mpkm   
形状・寸法mpa
mpb
mpc
mpd
mpe
mpf
mpkeii
切寸法mpsiz
本数mphsu

 
加工明細書のシートの詳細説明の図

1 1行目の各内容
1行目に、加工明細書の見出しなどの場所として使用しており、上記図では、

@見出しとなる「加工明細書」

A頁

B現場名

C作成日

 これらを表示するように設定配置されており、全て、セルの幅や位置を調整する必要が無い「テキストボックス」を使用しており、ユーザーの使用に合わせて自由に配置や文字の種類、サイズなどの設定が可能。A〜Cの内容は、「使用環境設定」と対応しており、

A頁は、印刷しない設定の場合、明細書作成の処理では表示されない。

B現場名は、テキストボックスに「入出力設定」の名称で設定した名称の「現場名」とすることで対応し、同じく「加工明細作成」のフォームで対応した場所に入力指定した内容が表示される。

C作成日は、テキストボックスに「入出力設定」の名称で設定した名称の「作成日」とすることで対応し、同じく「加工明細作成」のフォームで対応した場所に入力指定した日付の内容が表示される。

 「使用環境設定」では2種類の文字出力と3種類の日付の設定が可能であるが、このように、全て使用する設定にした場合でも、自動的に対応したテキストボックスにのみ出力され、用意されていない内容は出力表示されない。(この実際の出力結果はも明細書作成の「加工明細書のシート展開・印刷の見本」を参照。)

 専用用紙を使用する場合などで、「現場名」や「作成日」という文字は表示したくない場合は、下記のように各対応した文字の先頭に半角の「(アスタリクス)」を付加して設定しておくことで、「現場名」や「作成日」といった文字は表示されなく、入力した内容だけが表示される。

  *現場名  *作成日 9999年99月99日

 作成日のように、表示配置を確認するためとしての「 9999年99月99日」を表示したままとしておいても、自動的に入力した内容で表示される。

2 2行目の各内容
 2行目からが加工明細データの出力対応で、この場合は、各データの見出しとして使用している。専用用紙を使用する場合は不要となる。

3 3から5行目の各内容
 3から5行目が、作成した加工データを表示する部分となり、3行を固定使用し、列はA〜Iまで確保しているが、作成した加工データに対応するのはA〜Hまでで、mainシートの列B〜Iに対応しており、データ表示の先頭となる各セルは、表示する場所を判断するために「名前」を付けて設定している。上記サンプルの例では、カーソルが「記号・名称」の部分にあり、その場所の設定されている名前が列Aと表示されている上側に表示されている。この設定されている名前を変更したり削除した場合は、正常に出力されません。
 表示する行、列の幅、各セルの文字種類、サイズなどもユーザーの使用に合わせて自由に調整設定が可能で、「形状・寸法」の絵符を表示する場所は、そのセルのサイズに合わせて表示される。
 サンプルでは「形状・寸法」の内容は全て表示するように設定しているが、「使用環境設定」で印刷しない設定をしている場合は、そのセルの幅を限りなく小さくしておくことで1ページにおける表示数を多くすることが出来る。また、自由に設定調整が可能なので、mainシートのdとfに対応する部分などは、セルの設定により縦向きでの表示も可能である。
 テキストボックスと同様に、表示サイズを確認するためとしてサンプルのように各セルに文字等を表示したままとしておいても、自動的に消去された対応した内容で展開表示される。

 参考として、設定されたセルの名前を誤って消してしまったり、全ての内容を新規に作成したりする場合などで、名前の設定を行いたい場合は、設定したいセルの場所にカーソルを移動して、下記左側の図のように、メニューバーの「挿入」の「名前」の「定義」をクリックすると、右側の図のようなフォームが表示され、名前の入力設定が可能となる。(表示図されている図では、反転表示されている部分が名前を入力設定する部分で、下側に現在設定されている内容が表示される。)各セルと名前の対応は、上記の「セルと設定した名前の対応」のようになっている。

名前の設定の操作例 名前の設定フォーム例