書類作成名人(土建版)の印刷の説明 
[ページ設定] [各書類の編集] [編集の方法(参考)]
書類作成名人(土建版)で展開された、各書類を印刷する場合の注意事項などの説明です。

印刷は、
 ・使用者のプリンタの環境が異なる。
 ・展開した各書類により出力用紙サイズや向きが異なる。
などの理由から、印刷環境および印刷するフォーマットを使用者が設定して行うものとする。


ページ設定  [↑ページの先頭]

 展開され各書類(シート)の基となるシートの設定値がが有効となる。


各書類の編集  [↑ページの先頭]

 展開された各書類は、全てExcelで操作できますので、印刷しようとする環境に合わせて自由に変更が可能です。(展開され各書類の名称に対応した内容などは、「ユーザー情報」の「バーチャート工程表の展開見本」を参照して下さい。)

(1) テキストボックスのデータ
 展開されたバーチャート工程表の内、

a 工程表表題
b 工事番号・工事名
c 工期
d 変更・実施日
e 請負者
f 工事場所
g 総合工程の赤・黒対象
h 進捗率の出来高%表示
j 進捗率の出来高%表示

などのデータは、図形描画のテキストボックスを使用しており、テキストボックスの操作を行うことにより、内容および位置の変更が行えます。また、ある程度の内容は「ユーザー情報」の設定で表示内容や表示/非表示の設定が可能。

a 工程表表題 〜 e 請負者のデータは、展開された時に、自動的に展開されたサイズに基づいて配置されます。

注意 「工事番号」は入力した場合のみ表示される。


(2) 線(工期/総合工程)
 線は全て、図形描画のオートシェイプの直線を使用しており,オートシェイプの直線の操作を行うことにより、内容および位置の変更が行えます。
線は全て、セルの移動・サイズの変更に連動するようにしているので,セルのサイズを変更することにより,線のサイズも自動的にセルのサイズ変更に伴って変更される。


(2) 処理
 作業したい処理を「処理」と表示されている、

・変更   : 内容を変更する場合。

・追加   : 新たに工種を追加する場合。(指定し番号の前(上)に追加される。)

・分割追加 : 分割工程に工期を追加する場合。(指定し番号の後(下)に追加される。)

・削除   : 工種を削除する場合。

から選択を行う。(選択は該当のチェックボックスをクリックする。)
チェックボックスをクリックすると初期状態で「??番号の位置」と表示されている内容が、選択した該当の処理名(例 「変更番号の位置」)に変わり,カーソルが入力場所に移動して、番号の入力指定待ちとなる。


(3) 分割工程の問題点
 月ごとの構成比に対する出来高%は、開始/終了の線が掛かっている範囲で、

・ 1〜10日
・11〜20日
・21〜月末

に分かれてたセルに自動的に判断して表示しているが、分割工程において、あまりにも範囲の狭い工期(例 同一月の日が、1〜5,7〜11となったような場合)、基本的に同一月の場合は開始位置のセルに表示している為、同じセルに表示され、最初の出来高%が消えてしまう。この場合、ユーザーが直接編集を行う必要があります。


編集の方法(参考)  [↑ページの先頭]

 Excelでの操作方法は理解されていると思いますが,展開されたバーチャート工程表の編集の方法(Excelでの操作)の参考として下さい。

1 テキストボックスの変更・移動

・テキストボックスの位置でクリックすることにより選択状態(枠が表示される)となり、変更・移動が可能となります。

・テキストの変更は、枠内を左ダブルクリックすることによりキー入力操作が行えます。

・書式設定の変更は、枠内で右クリックすることによりメニューが表示されるので、その中の「テキストボックスの書式設定(O)」を選択すると、書式設定のオプションダイアログボックスが表示されますので、内容を変更することにより行えます。

・位置の移動は、枠の斜線の部分にマウスを移行(カーソルが矢印の十字状態)して、左クリックしたままスライドするか、左クリックした後、矢印キーを操作することにより行えます。

2 線の変更・移動

・テキストボックスとほほ同じ操作で行えます。

・書式設定の変更が、メニューが表示の中の「オートシェイプの書式設定(O)」となります。

3 工期の幅の一括修正

・「ユーザー情報」でいろいろな工期に対応した幅の設定が行えるので、変更することはあまり無いと思いますが、以下の方法にて行えます。

・工期の幅を一括して調整したい場合は、工期に対応した列(A〜?)の位置を「SHIFT」キーを押した状態で左クリックして選択状態にして、
選択されている位置で右クリックしてメニューを表示させ、その中の「列の幅(C)」を選択すると、列の幅を数値で指定するダイアログボックスが表示されるますので、幅を指定(小数点指定も可能)することで行える。

・「バーチャート工程表の編集の(2) 線」で説明したように、線は指定されたセルのサイズに基づいて自動的に変更されます。

4 行の高さの一括修正

・行の高さを一括して調整したい場合は、変更する行(1〜?)の位置を「SHIFT」キーを押した状態で左クリックして選択状態にして、

・選択されている位置で右クリックしてメニューを表示させ、その中の「行の高さ(R)」を選択すると、行の高さを数値で指定するダイアログボックスが表示されるますので、高さを指定(小数点指定も可能)することで行える。

・「バーチャート工程表の編集の(2) 線」で説明したように、線は指定されたセルのサイズに基づいて自動的に変更されます。

5 変更等を失敗した場合

・元に戻すことが不可能となった場合は、再度「工程表作成」を実行してください。

・現在の内容を削除して、再展開されます。