展開テーブルの設定の説明
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 勤務を自動展開するために使用する、自動展開テーブル用Excelファイル(テンプレートファイル)の設定方法に関する説明で、解凍した時に展開されている、

  「展開テーブルサンプル.xlt」

このファイルの内容を参考にユーザーに合った設定を行って、好みのファイル名で保存(必ず拡張子をテンプレートファイルであるxltとして保存)して、使用する展開テーブルとして設定し、名前毎にテーブルの位置とポイントを指定することでが自動展開が行えます。(注意 設定した内容を保存時には配布したファイル名と異なった名称で保存してください。展開してデータを保存したサンプルで使用している「展開テーブル_1.xlt」とした場合、サンプルの処理は正常に動作しなくなります。

 展開テーブルの内容は、別に用意している展開テーブルチェックプログラムである「展開テーブルチェック.xls」を使ってチェックが行えます。

 自動展開テーブルサンプルの内容

シートの内容  [↑ページの先頭]

 展開テーブルのシートの内容は、行は1行目、列はA列が見出しで、2行目からが設定データとなり、B列以降を設定していく。(必ず1行目とA列は空けること。
 1行目の見出しは、C列から設定のポイントとなる週の番号を1〜、A列の見出しは、2行目からテーブルの位置となる番号を1〜振っていく。(番号を振らなくても処理に支障はありません。

 列は、B列目が次のテーブルの位置の指定、C列から1週間単位で展開内容を1つのテーブルで必要分設定していく。

B : テーブルの最後の位置まで展開した時に、次の展開のテーブルの位置の番号を指定する。指定する番号は2行目のテーブルを1として指定していく。1つのテーブルを繰り返し展開する場合は「空白」とする。

C : C列以降が1つの列を1週間として1週間の間で展開する内容を設定していく。週の設定数は特に制限は無いが、あまり長くなると使用する列が長くなり管理が大変であるため、行を分けて、次のテーブルの位置を指定するようにするのがベストとです。
設定は、

・最初に曜日を指定して「−(半角のハイフォン)」で区切って「使用環境設定」の「勤務体制」で設定した勤務の略称を指定する組合せを1の組合せとし、複数設定する場合は「,(半角のカンマ)」で区切る。

・設定内容が無い場合は空白とする。

・一番長いテーブルより短く終わる設定の場合は「半角でend」を入力する。

   のように行う。


設定方法(例)  [↑ページの先頭]

 サンプルの内容を基にして、数点取り上げ設定方法を説明します。(半角で指定する部分はあくまで説明で見やすくするためにあえて全角で表示している部分があります。

 テーブル1となる2行目は、
B列は、同一テーブルを繰り返し使用するため「空白」とし、 C列からの展開する1週間の設定は、月、火曜日が休みで、
月曜日の「月」を指定し「−(半角のハイフォン)」で区切って休みの「休」を指定して、次の指定をする前に「,(半角のカンマ)」で区切った後、次の火曜日の「火」を指定し「−(半角のハイフォン)」で区切って休みの「休」を指定している。
 次に同じ設定方法で、第2週目のD列は土、日曜日が休み、
第3週目のE列は火、水曜日が休み、
第4週目のF列は土曜日が休みの設定を行い、
最大の設定であるテーブル3と4より1週少なく設定を終了するため、G列はテーブルのポイントの最後の指定である「半角でend」を指定している。

 テーブル2となる3行目は、
B列は、最後まで展開した後のテーブルは3を使用する設定とし、 C列からの展開する1週間の設定は、
第1週目となるC列は、土、日曜日が休み、
第2週目のD列は火、水曜日が休み、
第3週目のE列は木、金曜日が休み、
第4週目のF列は土、日曜日が休みの設定を行い、
第5週目のG列は設定が無いため空白を設定している。

 テーブル3となる4行目は、
B列は、最後まで展開した後のテーブルは2を使用する設定とし、 C列からの展開する1週間の設定は、
第1週目となるC列は、月、火曜日が休み、
第2週目のD列は土、日曜日が休み、
第3週目のE列は火、水曜日が休み、
第4週目のF列は土、日曜日が休みの設定を行い、
第5週目のG列は月、火曜日が休みを設定している。


展開テーブルチェック処理  [↑ページの先頭]

 展開テーブルのチェックは、勤務表名人(自動展開版)と同様にExcleを使って作成されており、展開テーブルチェック用のExcel実行用ファイルである「展開テーブルチェック.xls」を起動する。
勤務表名人(自動展開版)の起動時の処理と同様に「マクロを有効」として起動すると、シート上に下記のフォームが表示された状態となる。

 自動展開テーブルサンプルの内容

 まずは、[参照]のボタンをクリックして、チェックしたい展開テーブルのファイル名を選択する。
 次に、[展開テーブルチェック]のボタンをクリックすると設定した展開テーブルの内容のチェック実行され、下記のようにフォームの左下にチェック結果のメッセージが表示されると共に、シート上にチェックした展開テーブルの内容が表示され、エラーがある場合は下記のシート例のようにエラーデータの場所が赤色で表示される。

 展開テーブルチェックによるフォーム上のメッセージの内容

 フォーム左下に表示されるメッセージは、
  ・指定ファイルのデータチェック中!
  ・チェック完了!< データにエラー無し>
  ・チェック完了!< エラーが xx件有りました。> (xx:エラー件数)
これら3種類が表示され、未設定の週がある場合は確認のために下記のような確認メッセージが表示される。

 未設定週の確認メッセージ

 展開テーブルチェックによるシートの表示内容
 エラーの内容は、
 2行目B列 : 次の展開テーブルの位置が数字以外が指定されている。
 2行目E列 : 火曜日の指定の後に数字の1が誤って指定されている。
 2行目G列 : 「日−」と略称が未設定である。
 3行目B列 : 次の展開テーブルの位置が設定されていない位置を指定している。
 3行目C列 : 「1−休」と曜日以外の内容が設定されている。
 3行目H列 : 「火−誤」と設定されている略称以外の内容が設定されている。


確認メッセージ  [↑ページの先頭]
xxx--xxx  (xxx--xxx:ファイル名)
このファイルで良いですか?
パターン:Xの、週:Y  (X:行の位置 , Y:週を番号による列の位置)
展開の設定がありません。

エラーメッセージ  [↑ページの先頭]
勤務表名人の環境設定が実行されていません!(勤務略称)
対象外の拡張子のファイルが指定されているか、ディレクトリが未指定です!
指定されたファイルが有りません!
対象外の拡張子ファイルが指定されています!