明細書作成の説明 
[ボタン] [作成] [明細書のフォーマットカスタマイズ] [実行例]  [確認メッセージ] [エラーメッセージ]
 「明細書作成」のボタンを押した場合に表示されるフォーム画面の説明で,入力されたデータの径・定尺別の本数と重量計算を行った明細書の作成を行う。
 表示されるフォームは下記図の説明にあるように、「使用環境設定」の設定により異なる。(詳細は「使用環境設定」を参照。)

明細書作成で表示されるフォームの状態


ボタン  [↑ページの先頭]

[作 成] : 明細書作成を実行する場合にクリック。

[終 了] : 明細書作成を終了する場合にクリック。


作成(明細書作成)  [↑ページの先頭]>

 入力されたデータを基に、径・定尺別の本数と重量計算を行った結果を、ユーザーが作成した明細書のテンプレートファイルに沿って「明細書」のシートとして展開される。
 作成処理あたっては、まず、再集計と分類集計の選択を行い、次に、ユーザーによって登録された明細書の種類をリストボックスから選択し、最後に、明細書に対応したのユーザーによって設定された、
 ・ラベル名称
 ・項目
 ・日付
各内容を入力後、[作成]ボタンをクリックすることで実行され、入力された各内容は、設定されたテンプレートファイルのフォーマットに沿って明細書のシートが展開表示される。
 データを読込んで(複数または追加読込した場合は別)処理している場合と、一度、明細書作成を実行した場合は、該当の各内容が初期表示される。

1 同一径とサイズで再集計
 「重量計算」の「同一径とサイズの再集計」と同じで、総重量の計算方法を選択指定する。

・チェックボックス「オン」:同一径とサイズの再集計を実行。

・チェックボックス「オフ」:同一径とサイズの再集計を行わない。

2 分類集計を行う
 「使用環境設定」で「分類集計を行う」とした場合にのみ選択可能で、選択可能な場合は、分類集計の明細書を展開表示を行うか選択指定する。

・チェックボックス「オン」:分類集計の明細書を展開表示を行う。

・チェックボックス「オフ」:分類集計の明細書を展開表示を行わない。

3 明細内容
 リストボックスから作成する明細書を選択する。ラベル名称は選択した明細書ごとにユーザーにて設定された各内容に切替わって表示される。

リストボックスから明細書の選択

4 ラベル名称1、2
 ラベル名称は2種類で、ユーザーの設定に沿った各内容を入力指定するが、ラベル名称2で入力した内容は、データ保存時に保存するファイル名として参照表示される。

5 項目1〜3
 項目は設定により最大3種類が表示され、ユーザーの設定に沿った各内容を入力指定する。入力の条件などは無く、明細書に表示しない場合は入力しない。

6 日付1〜3
 日付は設定により最大3種類が表示され、ユーザーの設定に沿った各日付を入力指定するが、日付1は必須。入力データに対して初めての明細書作成のの場合は、日付1にパソコンに設定されている日付が初期表示される。
 各日付の入力は設定する場合は、
  ・年は西暦で2002年からの値を指定する。
  ・月は1〜12の値を指定する。
  ・日は年(閏年の対応)、月に対応した値を指定する。
以上の条件チェックが行われ、条件以外の値を指定した場合はエラーメッセージが表示される。また、指定された日が日曜日の場合、日曜日で良いかとの確認メッセージが表示される。
 入力指定しない場合は、年、月、日すべての内容を空白のままにしておく。


 1ページに表示される径の種類の数や方向は、「使用環境設定」の内容に沿って行われるが、ユーザーのテンプレートファイル設定ミスを最小限カバーする為に、選択されたテンプレートファイルの内容を優先して展開表示される。(その場合、設定値とテンプレートファイルの内容が異なっているとの確認メッセージが表示される。)
 1ページに収まらない径の種類の場合も、選択されたテンプレートファイルの内容を優先して展開表示され、、1ページに対して1つのシートを使用し、テンプレートファイル上にページのテキストボックスが設定されている場合は、1ページ目が「1/2頁」、2ページ目が「2/2頁」と表示される。展開表示されるシートは、シートの名称が1ページ目は「明細書1」、2ページ目は「明細書2」として下記図の例(ページ1のみの場合)のように「main」シートの後に追加表示される。

明細書のシート名例

 分類集計も上記と同様にテンプレートファイルの内容を優先して展開表示される。
 「分類集計を行う」が選択された場合、分類集計を行わない全ての集計として「明細書1、2」が作成されて、分類集計されたシートが別に上記図の例のように展開表示される。シート名は、「分類明細」の後に「使用環境設定」で設定された対応の番号が2桁付加された形式で表示され、十の位の番号が対応分類番号で、一の位がページ番号(0が1ページ目、1が2ページ目)に対応しており、上記図の例では、2種類の分類が行われ、どちらも1ページのみの展開となっている。
 分類集計では、分類ごとに重量計算が行われるとともに、重量計算の判断である「同一径とサイズの再集計」の条件も加味して行われる為、当然、分類集計された重量と分類集計されていな重量は異なる場合がある。

注意 径・切寸法・本数でエラーが発生し、そのまま修正せずに[作成]を実行した場合、エラーメッセージが表示され、明細書は0件として処理される。


明細書のフォーマットカスタマイズ  [↑ページの先頭]>

 鉄筋名人(切寸集計版タイプ2)では、ユーザーによる明細書のフォーマットのカスタマイズが大幅に向上しており、その方法や注意事項を説明します。(実際の作成方法などの詳細は「明細書の設定」の説明を参照。)
 明細書は2種類のサンプル(明細書サンプル横.xlt、明細書サンプル縦.xlt)のテンプレートファイルを用意しており、このサンプルの内容をカスタマイズして保存して使用することも可能で、また、ユーザーが新たに作成したものを使用することも可能である。サンプルをカスタマイズする場合は、基の内容を確保しておく為に、別の場所にコピーして何時でも復元できるようにしておくことをお勧めします。

 鉄筋の集計表以外は全てExcelの「テキストボックス」を使用しているので、セルにとらわれることなく位置を自由に可能。ただ、使用するテキストボックスは内容により決められています。使用するためのテキストボックスは「明細書定義用.xls」というExcelファイルの用意されており、それをコピー、貼り付けにて使用する。書式やサイズなどの設定はユーザーが自由に行って下さい。

 ユーザーが新たに会社のマークや固定表示項目を追加することも可能です。

 これまでの集計表は、径が横方向だけだったが、サンプルにもあるように縦方向も可能となり、決められた定義を行うことでユーザーが作成することも可能で、当然、表のセルの幅、高さなどの変更も可能です。(決められた定義を行わない場合の動作は保証できませんので、ユーザーの責任において決められた定義を行って下さい。)


実行例  [↑ページの先頭]

 表時内容は、「使用環境設定」説明でサンプル表示されている設定内容を基に説明。
 明細内容の種類別、設定・表示例

 使用明細で実行した明細書の例(明細書サンプル横.xlt)


 切寸集計で実行した明細書の例(明細書サンプル縦.xlt)

分類明細書の例


 「システム情報 設定・変更」の「会社情報」の対応例


確認メッセージ  [↑ページの先頭]
指定されている日は日曜日ですが良いです?
テンプレートファイルの内容が、設定値の印刷方向と異なります!
設定値を無視し、テンプレートの内容に合わせて印刷を継続しますか?
テンプレートファイルの内容では、設定値の1ページに全て印刷するおよび印刷径数とは異なり、2ページ必要です!
設定値を無視し、テンプレートの内容に合わせて2ページに分けて印刷を継続しますか?
テンプレートファイルの内容が、設定値の1ページの印刷径数と異なります!
設定値を無視し、テンプレートの内容に合わせて印刷を継続しますか?
テンプレートファイルの内容では、設定値の1ページの印刷径数と異なります!
設定値を無視し、テンプレートの内容に合わせて印刷を継続しますか?
テンプレートファイルの内容で印刷を継続しますが、
整合するように何れかの内容をチェックしてください。

エラーメッセージ  [↑ページの先頭]
処理するデータが入力されていません!(入力データ0件)
径・切寸法・本数の何れかが、入力エラーのままです。
位置は:??? (???:セルの番号が表示される)
径が入力入力エラーのままです。
位置は:??? (???:セルの番号が表示される)
2002年以上を指定してください!
範囲外(1〜12)の月が指定されています!
月に対して範囲外の日が指定されています!
テンプレートファイルに最低限必要なセルの名前の定義が行われていません!、
(明細書作成を中止します!)