鉄筋名人(切寸集計.net版)は、.net上で動作するソフトで、鉄筋コンクリート用鋼材の鉄筋(異型棒鋼)を対象に、入力された径・加工寸法・本数を基に、重量の計算と定尺長毎に仕分け集計した明細書の作成を支援したソフトです。
先行公開している鉄筋名人(切寸集計版タイプ2)とほぼ同等の機能を、Excelを利用しなくても実現できるソフトで、タイプ2同様の取り材の選択方法が3種類、仕分け集計した値の調整処理や、分類集計、また、明細書のフォーマットが設定された条件内であればユーザーが設定したフォーマットが使用可能です。
- 特徴
- 鉄筋名人(切寸集計.net版)は.NET Framework Ver4.x系で動作します。Ver4.X系がプリインストールされているWindows8以降はそのままで動きます。Ver4.0がインストール可能なWindowsXP以降で利用可能です。これまでExcelを利用してた方もExcelのタイプと似かよってますので親しみやすい。
- データの入力は基本的にキーボードのみで行え、効率よく入力できるフォームと、セルへの直接入力が可能で入力後の変更が容易。
- 入力したデータはファイルとし保存/読込が行え、読込は個別に保存したファイルを複数指定して読込が可能となる。これにより、複数ファイルをまとめた集計が可能。
- 保存データはExcelで扱えるCVS形式で保存されるので、使い慣れたExcelを使ってユーザーで独自の加工や他のアプリケーションで利用する事も可能。
- 鉄筋の径別に使用する最大の定尺寸法を設定できるので、在庫及び用途に合わせた計算が可能。
- 明細書に印字する場合の鉄筋の規格名は自由に設定が可能で、会社名・住所・電話番号も表示できるので、印刷してそのまま取引先に提出が可能。
- 集計方法として「入力行別集計」と「同一材集計」の2種類が選択できるので、業務及び用途に合わせた計算ができる。
- 取材は「最小ロス・最小切断加工数」で計算し最大の効率化した結果に加え、サイズ優先、、の3種類の選択が可能で、変更による取り材の再計算もボタンひとつで行える。
- 1種類だった明細書のフォーマットが、設定された条件を基にしてユーザーのフォーマット作成が可能となり自由度が増す。また、分類を指定することにより、分類別の集計も可能となる。(例えば、曲げ加工筋、加工しない直筋)
- 使用する為の設定等が若干複雑になったが、印刷に関するユーザーの自由度は大幅に向上。
- 可能な限りの入力操作チェック機能より、ユーザーの誤操作や誤入力を大幅に防ぎます。
- ファイル共有にてネットワークにてデータの保存/読込も可能。(但し、CPU毎に本ソフトの購入が必要)